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●隊長のちょっと気になる話…

  ●日本の野菜や果物が海外で人気がある理由!
   
   最近、経済発展著しい中国沿岸部や香港、台湾
   欧州や米国などで日本の野菜や果物に人気が
   集まっています。

   日本政府も2005年の輸出実績4,000億円を
   2009年には6,000億円にする目標に支援策を
   考え、実行しているようです。

   では、なぜ日本の野菜や果物が海外で人気があるのでしょうか!
   
   日本の農産物の優位性を考えてみると、日本人の生真面目さ、
   器用さ、技術力がもたらす安全、安心、おいしさ、美しさが
   あります。
   
   事実、香港で日本野菜が重宝されるきっかけとなったのが
   いわゆる毒菜事件と言われています。

   一部の中国本土の野菜が基準を大幅に超える農薬に汚染され、
   それを食べた人間が中毒死した記事が、紙面に掲載されたことが 
   あったようです。(全ての中国産の野菜ではなく、あくまで一部です!)
   
   そこから安全・安心な日本の農産物ブームが現地駐在員を中心に
   広がることになったそうです。
   
   でも、それだけでしょうか!日本の農産物がおいしいもうひとつの理由は、
   四季が織りなす、恵まれた気候風土、豊かな自然、これらをぎゅっと
   凝縮した旬があるからです。
   
   最近ではハウス栽培などがあり、通年栽培が可能な農産物がありますが、
   桃やスイカ、梨といったものをはじめ、1年に一度ぎゅっと凝縮する食べ頃が
   あるのです。
   
   おそらく、四季と旬を大切に味わう習慣というのは、おそらく
      日本くらいだと思います。
   
   安心・安全と技術力プラス旬、この凝縮されたおいしさは一朝一夕ではできない
   日本農産物の魅力だと思います。
   
   あとは、この持てる実力をどう輸出に結びつければいいのか!それは頁を改めて
   私案を述べてみたいと思います。 

   (2006年8月12日)