『新装版 食育のすすめ』
   ISBN 4838715447
   服部幸應著
   定価:本体¥1,400ー(税別)
 
   最近、食育ということが盛んに言われています。
  
   しかしながら、食育とは何かという定義を明確に
   答えることはなかなかできません。
 
   それを著者で、あの料理の鉄人でおなじみの
   服部先生が一刀両断で、ズバリ明快に説明! 
 
   この本は、冒頭で、『食育』とは料理や食体験を通して、
   幼稚園児や小中学生(父兄を含めて)を対象に、
   何が安全か、どのように食べるか、誰と食べるのかを
   教え、食に関する興味をいだかせること、
 
   箸などの作法をやさしく、面白く教える躾、
 
   食の周知にとどまらず、食糧問題、人口問題、
   エコロジー、リサイクルなどの幅広い問題を教えること
   などを提唱しています。
 
   この内容に基づいて、思春期の栄養素や食物アレルギーと
   アミノ酸の関係、栄養素や食材の話、食を取り巻く社会的問題
   など50の食卓の知恵として、テーマ毎にコンパクトに、面白く
   理解しやすい形で書論が進みます。
 
   読みやすく、何回も読み返すことのできる良書です。
 
   この本1冊で1年間食育の授業ができるくらいです。