●練り物・かまぼこができるまで…

  練り物(かまぼこ、てんぷら、ちくわ)ができるまで…
  
  今回は、なかうめさんのホームページを参考に
  練り物の製造工程をご紹介します。
 
   原料はさかなの身の部分です。
   さかなの頭、骨、皮、内臓、うろこなどを捨て去ります
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   取り出した身の血合いを取り除くため、水に晒します
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   以上の課程を漁港近くのすり身工場や船の上で行ない、
   冷凍すり身にします。
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   冷凍すり身を冷水で溶かして、臼で直接練り上げます。
   (カッターで切りながら溶かしていくところもありますが、
    魚肉を傷めないように、直接、溶かしながら、臼で
    練りあげる方法をなかうめさんでは採用されています。)
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   上のすり身を荒摺りした段階で食塩を2%入れ、さらに
   練り上げます。
   (この時に、練り上げる課程で温度が上がりますので
    臼のまわり全体を氷で冷やしながら、練り上げます。
    この直接冷やすのではなく、まわりを冷やして、間接的に
    冷却する方法は素材を活かす方法としては最適です。)
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    こうして、できあがったネバネバのすり身を成型して、
    中心温度が75℃以上になるよう加熱します。
 
    ここで、かまぼこ、てんぷら、すり身によって加工方法
    が変わります。
 
    (かまぼこの場合)
     蒸気で蒸して仕上げます。
 
    (ささかまぼこやちくわの場合)
     直火または間接的に焙ったりして輻射熱で仕上げます。
 
    (てんぷらの場合)
     食用油を使用して揚げます。さつま揚げもこの種類に入ります。 
   

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